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パターン・ランゲージのワークショップを体験しました → ◯

by Katsumi TAZUKE

2016年11月19日(土)、東京ミッドタウンで開催された第21回 慶應義塾大学SFC Open Research Forum 2016を見学しました。
井庭崇研究室の「パターン・ランゲージ」に興味があったので、ライトニングワークショップという10分間ほどの短いワークショップに参加してきました。

パターン・ランゲージは1970年代に建築家のクリストファー・アレグザンダーによって考案された暗黙知な知識や拡散的な情報を言語化・体系化し、活用可能にする方法です。
アレグザンダーは、建物や街の形態に繰り返し現れる法則性を「パターン」と呼び、それを「言語」(ランゲージ)として記述・共有する方法を考案しました。彼が目指したのは、街や建物のデザインについての共通言語をつくり、誰もがデザインのプロセスに参加できるようにすることでした。本作品は、彼の思想を「料理」の文脈に置き換えた結果完成したものです。
パターン・ランゲージでは、デザインにおける多様な経験則を「パターン」という単位にまとめます。パターンには、デザインにおける「問題」と、その「解決」の発想が一対隣、その問題が起きうる「状況」や「原因」、またその解決策を実行した際に期待できる「結果」と共に形式的に記述されています。これら一連の情報に名前をつけたものを「パターン」と呼びます。
クリエイティブ・コークッキング・パターン(みんなで楽しむ創造的な料理のパターン・ランゲージ) より引用

対話を通して、合意形成を図る際に、コミュニケーションのきっかけとして「パターン」を活用できるのではないかと思いました。
ただし、パターンは着火剤のようなもので、人と人とのコミュニケーションの一番最初のきっかけの意味合いが強く、火がつけば(コミュニケーションが始まれば)そのあとは、そこから離れて、パターンに固執しない方が良いケースもあり得るのではないかと思いました。
しかしながら、Webサービスの分野や福祉、NPO活動など様々な分野でこの考え方は実用的であり、共通言語化を進める方法として、さらに応用が期待できると感じています。

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Katsumi TAZUKE
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